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【カオスな生活だった】華麗なアオザイの写真の裏側がかなりカオス?! -ハノイへ半年間インターン-

time 2017/03/19

【カオスな生活だった】華麗なアオザイの写真の裏側がかなりカオス?! -ハノイへ半年間インターン-

みなさん、ご存知でしょうか。
世界の民族衣装のうち最も美しいといわれる衣装

わきゃーーーーーーーーーーー

そう、ベトナムのアオザイ。

女性が持つ美しいフォルムを見事に生かした最高のファッションですね。
生のアオザイを見れば軽くご飯をお替りできます。はい、ええ。
にもかかわらず、今回はそのアオザイを生み出した素晴らしい国、ベトナムで半年間インターンをしてきた清澤さんが語る「ベトナムの生活はカオスだった。」という言葉の裏側に迫っていきたいと思います。

プロフィール

名前:清澤成美
出身:北海道
専攻:商学科
好きなベトナム料理はブンチャ

長期インターンへのきっかけ

――なんで海外インターンしようと思ったんですか??

大学に入学したころから、AIESECに入っており学生と企業とを海外インターンシップでつなげる活動に携わっていました。

(※AIESEC…126の国と地域で活動する世界最大級の学生組織AIESECの日本支部として、海外インターンシップ事業を運営する学生団体です。AIESEC JAPANより)

AIESECの活動をしているときに、海外インターンの意義について議論したり、学生にプログラムを勧めていたけれど、自分自身は実際にインターンへ行っていないことに違和感を感じていました。

そして、いざ就活時期にさしかかり大学の就活セミナーや、説明会に行ったりと少しだけ就活に触り始めたときに、なんか違う!というか、このまま就職を決めてしまったら絶対後悔するなと引っかかったんです。
「大学生活1年くらい延びてもやりたいことやってから卒業したい!!」と思いたって、丁度AIESECに参加できるスコアであるTOEIC730点を超えたので、意を決して休学して半年間インターンに参加することにしました。

ベトナムでのインターン

――インターンを決めるうえでどうしてベトナムの企業を選んだのですか?

縁です。半年間の期間を最優先で探していて、マッチできたのがベトナムの会社でした。
実際、日本以外の国で(治安が悪くなければ)どこでも良かったという節はあります。
言葉はもちろん、全く違う考え方、価値観、環境で過ごしたいと考えていました。
当たり前が当たり前じゃないところに行かないと、当たり前って気づかないじゃないですか?

あたりまえ体操―♪

家族とか友達とか恋人の存在に。一緒にいすぎたら気づかない。それこそ、日本がどのような環境なのか自体も気づかない。一回離れると改めて分かることがかなり多いです。

――確かに、日本以外の国へ行かないと日本の良さが分からないとは聞きますもんね。ベトナムの生活はどうでした?

一言で言えばカオス(笑)
ベトナムと言ったら、「人・バイク」のイメージ。

バイクバイクバイク

空気が悪すぎて、移動しているときは常にマスク!!ホントにマスクは必需品です。
バイクなんかに乗ったらあまりの空気の悪さか知らないけど、髪の毛がバッサバッサになる。それだけ空気が悪いんですよ (笑)

――それ砂ぼこりやないの? (笑) ベトナム人と一緒に働いてみてどう感じました?

みんなすぐ仕事転職する傾向。
転職率がとても高いんです。私の会社でも今月で6,7人やめています。それが当たり前で、優秀な人も含めてどんどん出ていく感じです。
ベトナムの人は会社に対するほとんどロイヤルティがなくて、それよりも自分や家族のことを最優先にする印象を受けました。

――家族第一なんですね

そうなんです。だから、家族のことを考え、「給料が悪いから、機会がないから」などですぐ転職していきます。
日本と違い、一つの職に対する重みが少ないのかなと思いました。それこそ、友達がいるから入るっていうこともあるんです。

――バイトかよ(笑)

一緒に働きながら感じた価値観への違和感

――ベトナムはつまり働くスタイルが日本に比べて自由なんだ!

そうですね。でも、そうやって転々と仕事を変えていくことは、会社のためにもならなければ、それはそもそも国のためにもならないと思います。

結局国のためにならなければ、自分のためもなりません。短期的に給料のことだけを考えて、どんどん転職してしまうんです。それの繰り返しで会社が育たないし、社会としても成長のスピードが遅くなってしまうのではないかと思いました。

――それは会社、国のために働いていたらいづれ自分のためになるという長期的な視野があまりないってこと?

それもあります。でも、それは家族を大事にするからなわけであって。
ベトナムは貧しかった時代からまだ時間があまりたってなくて、生活することや親への 孝行が優先事項なんです。

ただ、ベトナム人の上辺だけを見ていると違和感を感じることはありましたが、その背景となる歴史等を理解すればその人たちも理解できるなと感じました。私はベトナムの歴史についてあまり知らなかったので困惑するところもありました。でも、後に歴史を知ったら理解しがたかったことも多少受け入れられるようになりましたね。

――異文化人であれ、人を見る時に彼らの行動ではなくそれの原因となっている歴史を知ることが大切なんですね。

インターン中の仕事

――インターン中の仕事は何していたんですか?

会社自体はITの開発全般で、私は主に日本企業への営業や社員と日本語の勉強をしていました。また、クラウドソーシング等でプロジェクトを探し、提案を行っていました。また、メールで自分たちの商品の営業をしていました。後はたまに、ベトナムに来る視察の方の対応も任せてもらいました。

清澤さんのインターン先にて

――結構がっつり責任のある仕事ですね。営業ってやってみてどうでした??

私はAIESECでも少し営業やっていたので、最低限のノウハウは知ってたので問題なく入れました。
今回のインターンでは自分で持っている知識と経験をうまくいかせたと思います。

――わぉ、すげーぜ!アポってテレアポとかですか??

私の会社はほとんどがメールのメルアポ中心でした。各企業にメールなどを送って、場合によってはSkype等で打ち合わせを行ったり、たまに直接訪問して頂ける方もいらっしゃいました。
ただ、アポまでは結構とれましたが、プロジェクトにつながるアポが取れなくて悔しかったです。
うちの会社は自由で、細かいところまでインターンのプログラムが決まっていない状況でした。本当に何をやるにも自分次第なんです。
例えば、営業のツールやマニュアルは全部自分でまとめて作りました。

――インターンとして半年でしっかり形として結果を残してますね。

会社の集合写真

今回のインターンでの学び

――今回のインターンで学んだことは何ですか?

全部自分次第
私の会社は自由な会社だったり、ベトナムの環境に対しても日本と比較してしまい、不満に思うことが多少なりありました。

でも、それって結局全部自分に対すること。
じゃあ、全部自分でやればいいじゃんっていう話。インターンのプログラムがなければ、自分で何とかうまい方法を考えればいいわけで、

それこそ、さっき言っていた転職する人は不満を持って出ていくわけなんです。
理由はどうであれ、やめる前になんでそれを自分で変えようとしないのかとは思いました。

――これから就活等をして職に就くわけですよね。どのような職につきたいのですか?

営業は楽しいと思っています。
ただ、営業をやるなら、形は何であれ自分が心から勧められる商品やサービスを提供したいと思っています。
サービスにしろ商品にしろ自分が本当にいいと認められるものだけを売りたいです。

――そしたら、いまではもう海外インターンは自信をもって勧められる??

はい、勧められます!

ベトナム支部のAIESECと

海外インターンを考えている人へ

――海外インターンを考えている人へ何か言いたいことあります?

考えていたら絶対やればいいと思う!!

行って損することはないと思うし、良いことも悪いことも含めて、絶対自分の糧になるし、自分のためになると思います。
もし悩んでいたら行くべき。
それがお金の面だったら頑張って働くか、親に頭下げればいいし。それだけの価値はある。英語だったら頑張って勉強するしかないけど(笑)

結構大学を4年ストレートで行くことにこだわっている人がいますけど、就職しちゃえば時間なんてありません。それに比べれば、大学生活1,2年延ばすことはどうってことないと思います。

追記

表紙のおしとやかなアオザイの写真とは裏腹に、異国の環境で働いて身に着けてきたアグレッシブさをインタビューしながら感じました。

ちなみに、この表紙の写真のアオザイは自分のアオザイらしいです。
今度会う時にはそれを着てもらって、耳元で「シンチャオ」とでも言われたいですね。

…シンチャオ

それでは!

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KAN NAKAMURA

KAN NAKAMURA

東南アジアをバックパッカーして未知へ飛び込む楽しさを知る。 現在ベトナムで1年間のインターンをしている大学3年生。22歳。

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